お米とごはんの保存
精米状態のお米は時間が経つと味が落ちてきてしまいます。
冬場は2ヶ月以内、春秋は1ヶ月以内、夏は2週間以内で食べきれる量を目安にご注文下さい。
保存する際の容器は空気を遮断できるもの(よく洗って乾燥させたペットボトルや封を閉められるビニール袋やタッパーなど)に移し替え、温度・湿度が低く暗い場所(冷蔵庫の野菜室など)で保存してください。
お米の袋に入れたままで保存すると袋には小さな穴が開いているために周りの臭いや湿気を吸収してしまい、一度ついてしまった臭いは取れません。
また、台所の流し周りでの保管はお米が湿気を吸うためカビが発生する事があります。
米びつなどで保管する際は古い米のヌカやゴミを取り除きよく拭いてから新しい米を入れて下さい。
前のお米がある状態で継ぎ足しますと虫の発生原因となります。(特に4~9月は常温で保存しますとデンプン分解のアミラーゼという酵素の働きが衰え、精米したての甘みも出ず、炊き上がりも硬くなり、虫なども発生しやすくなります。)
お米につくコクゾウムシなどは産卵後1ヶ月で孵化します。(米につく虫は、春に気温が18℃以上一週間続くと動き出します。)
納入後1ヶ月以上経過してからの虫の発生による返品は受け付けておりません。
ご了承下さいますようどうぞよろしくお願いします。
炊きあがったご飯をおいしく保存するには
炊きあがったごはんはその日のうちに召し上がるのが一番いいのですが余ってしまった
ごはんを炊飯器の中で長い時間保温するのは、変質や味落ち、細菌の繁殖などの原因と
なり釜の中で熱くなるとごはんの腐敗度が早くなります。
炊き上がったおいしさのままごはんを保存するには温かいうちに冷凍するとβデンプン
(老化デンプン)の発生を抑えられます。
冷凍したごはんは電子レンジで解凍し温めれば炊きたての味がよみがえります。その際
なるべく薄く平たくラップに包んでおくと、電子レンジの熱がむらなく全体に行きわた
り均一に温まります。
冷凍したごはんは冷凍焼けをおこすと風味が失われるため、約一週間以内でお召し上が
り下さい。
また、炊いた後の炊飯器本体の熱が冷めましたら取り外せる部品や内蓋などを洗い、釜
の中も熱いタオルなどで拭いてお手入れをし清潔にお使いください。